長崎・熊本出張でした。
長崎へは新幹線+特急。朝早く家を出て、新幹線で3時間寝て博多。在来線特急に乗換えて2時間寝て長崎。
航空機なら神戸空港→長崎空港はSKYで1時間20分、長崎空港→長崎駅はバスで40分。ちなみに時間限定だが、大阪→長崎の空の便は、関西空港→長崎空港のpeachが一番安い。
JR九州エリアはバス対抗上、ネットきっぷが極端に安い世界なので、それも選択肢に入れましょう。
博多から鳥栖、佐賀、肥前鹿島くらいまではまだいいが、そこから先が長い長い。延々と有明海の田舎の景色の中を走り過ぎて、やっと諫早、そしてトンネルを抜けて長崎。熊本、鹿児島は新幹線が開通して陸の孤島ではなくなったが、長崎はいまだに陸の孤島なんだね。そして、新幹線が開通しても30分しか短縮できないので、相変わらずだろう。
#2016年(平成28年)3月29日の6者合意に基づく九州新幹線長崎ルート(西九州ルート)運行計画は以下の通り。
・博多駅~武雄温泉駅は在来線特急(#佐賀県内のフル規格化は佐賀県が地元負担に不同意)
・武雄温泉駅~(長崎ルート大村経由)~長崎駅はフル規格新幹線
・新幹線と在来線特急は、武雄温泉駅で対面乗換方式
・技術開発の進捗によってフリーゲージトレインの先行車を導入する場合は、博多駅~武雄温泉駅を在来線、武雄温泉駅~長崎駅を新幹線で走らせる(#なお、フリーゲージトレインの計画はほぼ挫折している。)
・並行在来線については、経営分離ではなく上下分離で対応する
・長崎本線 肥前山口駅~諫早駅は開業時点において上下分離し、JR九州は佐賀県および長崎県に鉄道施設を無料で譲渡する
・JR九州は経営分離せず、JR九州は当該開業時点から3年間は一定水準の列車運行のサービスレベルを維持するとともに、当該開業後23年間運行を維持する
・特急列車は博多駅~肥前鹿島駅において開業時点での需要を踏まえ、上下14本程度。普通列車は現行水準維持。
長崎ブリックホールは長崎市民会館扱いの建物。中は勇壮なホールと会議室、特別室まである。名誉館長がさだまさし。
ここで悠々とお仕事をする。
仕事後はいつもと違って、そのまま長崎に宿泊。
長崎は路面電車の街。バスも次々とやってきてバス停で列をなすが、路面電車も次々とやってきて電停に列をなす。
茂里町から長崎駅前までちょうど3000形(超低床3両連節車)に乗車。快適だけど、なんか長崎の路面電車じゃないね。長崎の路面電車は旧態依然の旧型車が動きまくる感覚がある。まあ、偏見だけど。
そもそも、長崎に来たのは実に25年ぶり。
大学時代、長崎オランダ村に、博多からビートル号(ジェットフォイル)に乗って来たのを覚えている。
いや、ただ単にビートル号に乗りたかっただけだけど。あと、長崎原爆資料館。
今回の長崎では、大学の後輩と飲んで旧交を温めた。
そのままビクトリアイン長崎に宿泊。うーん、ここは一度泊まればもういいかな。次は違うホテルに泊まろう。
次の日は熊本へ。新鳥栖まで延々と1時間半戻って、今度は九州新幹線で熊本へ。
おお、車内自動アナウンスが日本語、英語、朝鮮語、中国語だ。
熊本までは30分。おい、長崎へ行く1/3の時間で着いちゃうじゃん。すごいね新幹線。
熊本駅は在来線の高架工事中で、大変移動しにくかった。
駅前電停から熊本市電に乗車。ホテル最寄り電停は花畑町なので、そこまで。
広島、長崎、富山の路面電車と比べて、うねるように線路が引かれているので、大変遅い。真っすぐにしないと利便性が悪いよね。それにしてはよく乗ってるけど。
超低床路面電車Cocoroには帰りに乗りました。
周りはあちこちで熊本地震の影響が見えた。あちこちで外装工事していたり、灯篭が倒壊していたり、屋根にブルーシートがあったり。これは大変だ。
ホテルは下通のエクストールイン。ここ、熊本最大の繁華街だったのね。正直、ホテルの場所の選択を間違えました。もう、周りがうるさいというか、周りを歩いている人を見るとげんなりしてしまって歩けない。さっさとホテルに引き上げて耳栓をして寝た。
まあ、これは実はボクの第一選択のホテルじゃないから仕方ない。次はJR九州ホテルに泊まろう。
仕事場からは熊本城が一望できて、大変感動した。
熊本からの帰りは新幹線。なんと3時間で新神戸まで着いちゃった。みずほ号は速い速い。
(※↓2018年現在、料金と細かいルールが変わっているので注意)
今回は往復宅急便を使った。約2500円で重いスーツケースの運搬をしなくていいのは楽だね。
往復割引で100円引き、復路持込み扱いで100円引き、さらにクロネコメンバー割で10%引き。
スーツケースやボストンバックとかだったら、140サイズ超でも120サイズ扱いされるのも魅力的。
(※↑2018年現在、料金と細かいルールが変わっているので注意)
新幹線や特急の移動だけなら問題ないのだが、家から西明石駅までとか、新神戸駅から家までが問題なのだ。さすがにラッシュ時にあれ持って移動は嫌じゃ。
今度、スーツケース用ビニールケースを買っておこう。
関西にある我が家から荷物を長崎のホテルに送る。宿泊日1日前に到着しないとダメだから、今回は水曜日泊だったけど日曜夜に送った。
長崎で一泊して、熊本まで自力移動して、熊本で一泊。そして、最終日に熊本のホテルから自宅に向けて発送。帰りは普通の宅配便扱いだから翌日着も可能(実際に、金曜朝に発送して、土曜午後に到着)。
こんな感じで、厳密に「同じ場所を往復」でなくても、同じエリア(北海道、北東北、南東北、関東、信越、北陸、中部(東海)、関西、中国、四国、九州、沖縄)であれば、往路便の着地と復路便の発地を変更することも可能。
往復宅急便の伝票見てみるとわかるよ。実は復路便の発地の記入欄はない。施設名だけ記入欄があるが、往路便とは連動していない。
だから、ヤフー知恵遅れで「厳密な往復でないと使えません」と書いてる人いるけど、あれ、使ったことない人だね。ばーか。