この前久しぶりに神戸市営地下鉄西神山手線に乗ったら、車内放送が自動音声になっていた。
2012/07/01から導入されたそうだ。
自動音声は大変聞き取りやすかった。これならどこの駅なのか、寝ぼけ眼でも一発で分かる。
地下鉄西神山手線の車内放送は長いこと肉声(つまり車掌が喋る)で行われていた。
肉声による放送は人によって差異があり過ぎ、聞きづらいことが多い。
やる気がないとしか思えない、やる気のない車掌の声にイラつくことも多かった。
自動音声の機械は当の昔に設置されていたのに使われていなかった。
労組の反対が強くて、と知り合いの職員から聞いた。反対理由は「自動放送にすると車掌の士気が下がる」だそうだ。君たち、その理由をあげるなら、もっと覇気をもってアナウンスせよ。いや、いい。変にうるさくて余計にイラつくから。
名谷駅に入る時にわざわざ分岐器を曲がって入る構造もそうだ。車両基地への配線上仕方ないとか言ってたけど、改良工事すれば済むこと。未だに放置しているなんて、何かをはき違えているとしか思えない。
その点、運転は自動運転だったりする。ラッシュ時は人間が運転しているようだが。
今まで人の手で行われていた仕事は、時代が進むにつれ、機械の手にとって代わるようになる。
単純作業から人間は解放される……正しくは追放される。
人間なら人間らしい作業をしなくてはならない。
そうでない作業をしているのなら、それは何かが間違っている。
地下鉄西神山手線の車内放送が自動になっていた。
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執筆者:osakanamanbow