神戸市は戦後から60年近く、市役所の人間が市長になっている。
公選制以後でないと話はあれなので、そうするが、
初代(通算11代):小寺謙吉(1947~1949)……実業家、国会議員
2代(通算12代):原口忠次郎(1949~1969)……内務省(建設省系)役人→1945神戸市局長→1946神戸市復興本部長→神戸市助役→参院議員
3代(通算13代):宮崎辰雄(1969~1989)……1936神戸市役所入庁→復興部長→1953神戸市助役
4代(通算14代):笹山幸俊(1989~2001)……1945神戸市役所入庁→神戸市都市計画局部長・局長→神戸市助役
5代(通算15代):矢田立郎(2001~)……1959神戸市役所入庁→2001神戸市助役
というわけで、神戸市長には1949年から60年間、市役所出身人物(しかもよりによって助役経験者only)が就任している。
おおよそ、役人は世間を知らない。大学を卒業し、役所に入り、役所世界だけで生きる。
自分が世間を知らないことを知らない。知ろうとしない。
優秀な人も多いだけに嘆かわしい。まあ、本当に優秀な人は市役所を辞めるのが普通だ。
市役所経験者以外を神戸市長に出来るチャンスが、やっと、やっと、やってきた。
神戸市長選:過去と実績を評価するか、未来と展望を評価するか。
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執筆者:osakanamanbow