プリンタ履歴を少し書いてみよう。
まず、NECのPC-PR101互換だった、スター精密の熱転写プリンタ。TX-R24とかいう名前。
それは古すぎるから置いといて。
次が、どうも某所では大変有名らしい、ALPS MD-1000J。
マイクロドライ方式は、つまりは熱転写方式とほぼ同義だ。
高品質だし故障も大変少なかったのだが、インクリボンのコストが多大だった。互換品もなかったしね。
で、神戸に来て買ったのが、hpのPSC1315。今回の話の本題である。
2005年8月くらいにForestwayで激安で買った記憶がある。多分5~6000円だったはずだ。
プリンタ/コピー/スキャナの複合機が1万円以下で買えることにショックを受けた。
サンワサプライやink77の詰替えインクを使い、つい先日(2009年9月上旬)までは快適に動いていた。
しかし、だ。
この前、なにかのWEBページをカラー印刷したら、黒と黄色しか出ていないじゃないですか。
キャンセルを押しながらカラーコピーを押してテスト印刷してみると、黒と黄色はべったり出ているが、赤と青は全く印字なし。
インク切れ?
いやいや、この前インク詰替えして、ちゃんと出ることを確認済だよ。赤と青もべったり出ていた。
ヘッドの詰まり?
このプリンタはインクカートリッジがヘッド一体型だから、それはない。
試しに、別の純正品カートリッジを付け替えてみても結果は同じ。赤と青が全く出ない。
新品のリサイクル品をつけても同じ。赤と青が全く出ない。
カートリッジの底面にあるヘッドまで赤や青のインクが出てきているのが見えるが、印刷してみると全くその色は出ない。
ただ、黄色は出る。黒も出る。
なんか、赤と青の色を出せと命令するラインが途中でスッパリ切れている感じ。
中で線が外れてる?
なるほど。じゃあ調べてみようか。
わざわざホームセンターに行って、トルクスレンチを400円で買ってきたぞ。T10からT30まで6サイズが一緒になったやつだ。
四隅のネジ4本をトルクスレンチで外してみたら、いっぺんに中身大公開でこりゃびっくり。構造は単純そのもの。
素人がぱっと見て、線が外れているところはない。おかしそうなところもない。
仕方ない、開腹したが処置なしだ。そのまま閉めよう。
ダメもとでもう一度(何回も)印刷やクリーニングを試してみたが、状況が変わらない。
お手上げだ。
未練がましくテスト印刷の紙を見てみる。
買ってからここまでの総印刷枚数は3470枚のようだ。
修理する?
うーん、修理してまで使いたいプリンタではないんだよね。
利点
・hp56/57タイプなので、インク詰替えがものすごく楽。
・印刷品質や機能には十分満足。さすがhp。
欠点
・なんと、下端最小マージン12.7mm。なので、4面フチ無し印刷するには専用用紙が必要。(下端を後で切り取る)
↑特に葉書印刷で致命的。
・記録紙トレイが開放型なので、A4用紙を印刷のたびに差さないといけない。
↑埃が入りにくいのはいいんだけどねぇ。
・拡大縮小コピーで任意倍率が出来ない。
↑スキャンしてJtrimあたりで任意拡大縮小してプリントすれば出来るけどね。パソコン慣れてない人には出来ないよ。
・コピーで濃度を指定出来ない。おまけに結構薄いコピーしか出来ない。
↑スキャンしてJtrimあたりで濃度濃くしてプリントすれば出来るけどね。パソコン慣れてない人には出来ないよ。
よし。これはYahoo!オークションでジャンク品として出品し、第2の人生を歩ませよう。
で、新しいプリンタも物色せねばならぬ。
となったのが、連休前あたりだった。
一応、ケーズデンキ等を物色に行ったが、ちょうど新製品の発表時期で、展示品処分さえ終わっている状態。
なんじゃそりゃ。
このネタ続きます。
プリンタが壊れたのだ
投稿日:
執筆者:osakanamanbow