結論から言うと、PiTaPa割引サービスの方が遥かに割引率が高いので、意味がない。
市バス乗継割引を利用している人には何のメリットもないので注意。
概要
- 2021(令和3)年4月から
- ICOCAのチャージ額を利用して神戸市バス・山陽バスに乗車すると、その月(1日~月末)の利用額に応じて翌月15日にポイントが貯まる。
- ポイントは、神戸市バス・山陽バスの乗車に1ポイント=1円として使える。
- ポイントサービスの利用には事前に登録が必要。
対象のバス路線
<神戸市バスが運行する路線>バス全線(普通区、近郊区、共用区)
<山陽バスが運行する路線>バス全線(高速バスは対象外)
<神戸交通振興が運行する路線>神戸山麓線、山手線(シティー・ループ線は対象外)
ポイント対象カード
(1)ICOCA(小児用ICOCA、スマートICOCA、KIPS ICOCAを含む)
(2)特割割引用ICカード
ポイント対象外のカード
(1)敬老優待乗車証(敬老パス)、福祉乗車証(福祉パス)
(2)ICOCA以外のカード(PiTaPa、Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、はやかけん、nimoca、SUGOCA等)
ポイントの貯まり方
普通ポイントを基本とし、ボーナスポイントとして昼間ポイントがある。
(普通ポイント)
1か月の利用額が
2,100円(※)未満の場合→利用額の5%
2,100円(※)以上の場合→利用額の10%
(昼間ポイント)
昼間(バスの降車時間が09:30~16:00)の利用額については、普通ポイントに上乗せして、昼間ポイントも貯まる。
1か月の利用額のうち、昼間の利用額について
2,100円(※)未満の場合→昼間の利用額の10%
2,100円(※)以上の場合→昼間の利用額の20%
(※)小児用ICOCA,特別割引用ICカードをご利用の場合、1,100円
注意
定期券区間でのご利用は、ポイントサービスの対象外。
登録完了の翌日以降の利用額からポイント積算の対象。
ポイントは、付与された月から12か月後の月末に失効する。
ポイントの使われ方
1ポイント=1円として使える。
市バス・山陽バスに乗車する際にポイントが乗車料金以上に貯まっている場合、自動的に使われる。
神戸市バスIC乗継割引制度との併用について
1乗車目に乗車料金よりも保有ポイントが上回っている場合には、ポイントから乗車料金を引き去るため、2乗車目の降車が60分以内であっても乗継割引が適用されない。