大阪では揺れたらしいですね。が一番の感想である。実は数日後の余震を感じるまで、今回の地震は全く感じなかったのだ。
それは快速大阪行きの車内。
7:58に地震発生。あたりに緊急地震警報が鳴り渡る。電車は緊急停車。
「え?、震度6強、大阪北部???誤報では???」
と訝しむほど、全く地震を感じなかった。
席にありつけずに吊革につかまって立っていたからか、車内では全く揺れを感じなかった。
きゃーとかいう悲鳴も車内には全くなかった。
地震の場合は、津波の危険があるので、JR神戸線は明石~鷹取と、神戸~元町近辺の際は一目散に逃げないといけない。
止まった場所は……新快速線上りの新長田駅付近。ちょうど下り新快速線が緩行線をくぐる前の地点。とりあえずイの一番に逃げる地点ではない。
ヤフー防災速報によると、震源は内陸。津波の心配はないな。ならば大丈夫。
席にありついていなかったのを幸いに、まずは移動してトイレに急行。さっさと済ませて、長時間待機に備える。
結局、2時間ちょい缶詰。
スマホでちらちらとtwitterを見ていたら、高槻で線路に人を下し始めたとの情報もあり。これは終日運休レベルだな。
その後、車外へ退避を開始したが、降りられるまでに1時間。
退避開始と共に席が空いたので、そこに座って30分は休めた。(つまり退避開始のアナウンスから30分はまだ立っていて、その後30分は席に座って待ったということだ)
ところで、こんな電車を全部止めて全部降ろす杓子定規な対応、本当に必要なの?南海トラフのような津波地震の対応だよね。
何しろ、停電はしてないんだよ。車内のエアコンは動いていたし、車内放送は何度も同じ案内をうんざりするほど繰り返していたから。
自分の付近が激しく揺れたかそうでないかは、運転士も確認してるでしょ?
おまけに、どうせ詳細な震源や震度は10分もせずにわかる。
被害が酷そうな地区の電車を全く動かせません、橋が落ちるから。は分かるんだけど、酷くない地区については、運転士が目の前の線路を目視で確認し、問題なさそうであれば「徐行で」「次の駅まで」進み、そこで運転を打ち切ればいいのに。
次の駅までさえ行ければ、線路内探索ツアーなんて開催せずに済む。ホームに通常通り客が降りればよい。人員のリソースも費やさなくて済む。空の電車は出発させて駅間に放置。次の電車を入れて客をホームに降ろせばよい。
それが出来ない電車に限り、車外退避をすればいいのだ。
余震が発生しているから動けないってアホの極み。大阪中心主義の行き過ぎ。
大阪の被害が大きいから、神戸は動かせません、京都も動かせません、滋賀も動かせません、姫路も動かせません。
まあ、それはそれは大変ね。バーカ。
結局これは、その方針を採用するかしないかの問題。
でもどーせその選択肢は存在さえしないだろ。バーカ。
まあ、バーカの理屈は分かりたくないので放っといて。
せっかく勇んで参加した(そうでもないとモチベーション的にやってられないので)線路内探索ツアーであったが、今回は線路脇を100mくらい歩いたら、はいゴール!。。。敷地外への出口に到着。普段は閉まっている、よく見たフェンスの扉に到着。
ヒールの女性にはちょっと難儀だったろうが。。。物足りない。
次回こそはトンネル内を2km歩くとか、そういうワクワクドキドキでウンザリな長距離ウォーキングに参加したい。。。
そう言っている奴ほど参加できないのだが。
おまけに止まった地点が、過去に住んでいた、勝手知ったる新長田。
駅なかのコンビニで軽食を調達して、ベンチで作戦会議。
JRは終日運休レベル、阪神も阪急も動いてないので、これより東には進めない。
出社中止を自己判断。そもそも物理的にそっちに行けない。歩いていくほど社畜ではない。
幸い、三宮よりも西側で止まったので、これだけの状況にも関わらず、帰宅はできる。
山陽電車は運転再開。特急は板宿で 折り返し。普通は西代で折り返し。
神戸市営地下鉄は地震発生時こそ止まったようだが、すぐに25km/hの徐行運転で運転再開。ボクが乗った頃にはほぼ正常運転で動いていたのであった。
神姫バスは阪神高速が(大阪中心主義で)ほぼ全線ギブアップしたので、快速バスは使えなかった。
地下鉄で西神中央まで移動。そこで少し買い物をして、いつも休日に乗ってる路線バスで帰宅。
結局、缶詰め状態の電車から解放されるまでに3時間15分。
それから帰宅するまでに(途中で1時間半くらい買い物とかしてロスしたけれど)3時間くらい。
今回これだけで済んだのは私の日頃の行ないではないでしょうか。(いーか悪いかは言ってない)
あとで話を聞くと、出社も帰宅も両方できなかった人が多かったみたい。
もし自分がそうなったら、下手に前に進むことを選択せずに、マクドかどっかで時間をつぶして、どっちかに進めるようになるまで待機するでしょうね。