2021/09/04 人間ドッグで緑内障が発覚した
人間ドッグの結果が返ってきまして。
えーと、両眼緑内障疑い。
3次元OCTまでしたのでまあそうでしょう。
2年前に糖尿病関連で眼底を検査した時はなんもなかったみたい。
もっとも、糖尿病性網膜症を探そうと思ってする眼底検査だから、あんまり当てにならないけどね。
なお、目が痛いのは週に数回あり、目薬を入れようが目を休めようが治らない。
2021/10 精密検査
ということで、近くの病院を受診したのだが、
視野検査しないと確定診断にならない。視野検査は1か月後。あほか。
まあ、放置すると失明コースなので、ちゃんと通い続けますけど。
目薬と一生お友達くらい、まあいいんじゃないの?
問題は目が痛いのをどうするかなんだが、聞いてみたら、眼精疲労の疑いが強いということで、シアノコバラミン目薬を処方された。
5mL×3本で院外薬局で450円だったかな。
使ってみると意外と効果がある。
ほほー、従来なら目薬を点しても痛くてしょうがなかった目の痛みが、全然しないね。
そんなに効果があるはずないんだけどね。
シアノコバラミンはビタミンB12。
ビタミンB12配合の一般医薬品を探したら、こんなのがあった。
15mL。配合も1mL中、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)1mg、シアノコバラミン(ビタミンB12)0.2mg、ネオスチグミンメチル硫酸塩0.05mg、添加物:塩化ナトリウム、ホウ酸、ホウ砂、クエン酸ナトリウム水和物、クロロブタノール、l-メントール、pH調節剤
なので、スマイルの赤いやつよりも成分少なくていい感じかなーと。
取り合えず、処方薬が切れたら考えよう。
2021/11 確定診断
視野検査を受けた。左眼は外側20%視野なし。右眼は正常。
ただし3D-OCTの結果、網膜の厚さが薄いので、要経過観察。
緑内障の点眼薬について
処方はラタノプロスト点眼液0.005%「三和」2.5mL は後発品。
ラタノプロスト(プロスタグランジン関連薬)
- プロスタグランジンF2α(PGF2α)。眼房水の排泄を促進。
- PGF2αの眼圧降下作用を保持したまま、結膜充血などへの副作用の軽減を目的として造られた薬剤。
- 主な副作用や注意点:色素沈着、多毛、充血、角膜障害など。まぶたなどへの色素沈着やまつ毛が濃くなることがあるため、点眼後は洗顔や眼周囲の拭き取りを行うことが望ましい。
2022/01 薬を変える
2か月、ラタノプロストを点眼したが、眼圧左20、右22。これ、効果ないよね。
ということで点眼薬を変更。
タプコム配合点眼液(プロスタグランジン関連薬+β遮断薬)
タフルプロスト(タプロス):プロスタグランジンF2α誘導体 (PGF2α) 。房水の流出促進。
チモロール(チモプトール):β遮断薬。房水の産生抑制。
プロスタグランジン(PG)関連薬とβ遮断薬の配合点眼剤。国内3番目。
1.ザラカム=ラタノプロスト(キサラタン)+チモロール(チモプトール)
2.デュオトラバ=トラボプロスト(トラバタンズ)+チモロール(チモプトール)
2022/10 両眼に適用
右も左も症状があるよ、ということで両眼滴下に変更。
2023/01 薬追加
両眼18で、正常上限くらいだけど、いまいち眼圧が下がらないね。ということで点眼薬追加。
開放隅角緑内障では、点眼薬による薬物治療が中心。その第一選択がプロスタグランジン(PG)関連薬またはβ遮断薬。次が炭酸脱水酵素阻害薬(CAI)。
ブリンゾラミド(商品名:エイゾプト)(炭酸脱水素酵素阻害薬)
- 眼房水産生抑制。
- 目の毛様体に存在する炭酸脱水素酵素Ⅱ(CA-II)を特異的に阻害し、HCO3-の形成を遅延させ、Na+の液輸送を低下させて房水産生を抑制する。
- 炭酸脱水酵素自体は眼(毛様体)以外にも、腎上皮、赤血球、脳などにも存在する。
- 1日2回点眼。
- 懸濁性点眼液なので、よく振ってから点眼する。
- 一過性の霧視があらわれる場合もある。
もともとはノバルティスが開発。処方されたのはサンドの後発医薬品。
サンドってなんだ?と調べたら、英名Sandozで、ノバルティスの傘下なのね。歴史をたどると共立薬品工業に行きつくらしい。へえ。