ものすごく要約すると、
1.三木市(と旧吉川町)が独自運行していたコミュニティバスと病院直通系統を、神姫バス(と神姫ゾーンバス)の路線バスに変更。(運行補助金を支出)
2.NiCoPaカードを利用すると、三木市内は均一200円上限。これは三木市民に限らない。
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三木市バス交通の見直し <三木市 まちづくり部交通政策課>を編集
1.3つのバスの垣根をなくします
現在の路線バス、コミュニティバス(みっきぃバス・みっきぃよかたんバス)、北播磨総合医療センターへの直通バスの区分をなくし、3つのバスを全て路線バスとして運行します。
2.「一律運賃制」を導入します
北播磨総合医療センター行きの直通バスについては、他の路線バスの運賃よりも低額で一律150円としていたことから、「途中乗降できない」「通学や買い物などに利用できない」といった制約がありました。(略)
3つのバスの垣根をなくしていき同額の一律運賃とすることで、上記の課題が解消されることとなりました。
神姫バスや神姫ゾーンバスなどで利用できるICカード乗車券「ニコパカード」を利用することにより、全
てのバスに原則として一律200円(小児・障がい者100円)で乗車できます。
これは(三木)市内間移動と北播磨総合医療センターへの移動のみに適用し、乗車区間が(三木)市域を越える場合は、現行どおりの乗車距離に応じた運賃(正規運賃)となります。
3.一律運賃での乗車には「ニコパカード」の利用が必須です
一律運賃で乗車するためには、バス利用者の乗車区間を正確に認識できる「ニコパカード」の利用が必須となります。カードがなくてもバスに乗車できますが、その場合は乗車距離に応じた正規運賃となります。
なお、PiTaPa(ピタパ)、ICOCA(イコカ)など、他のICカード乗車券では一律運賃での乗車はできませんのでご注意ください。
4.一律運賃の例外
① 乗車区間が短い場合など、路線バスの運賃が190円以下の区間は、その運賃
② 神姫ゾーンバスの路線バスのうち、地域内運賃が設定されている区間(自由が丘、緑が丘、青山地域)は、150円
③ 吉川町内で運行している「よかたんバス」は、②と同様の観点から150円
④ 途中乗降できないルート(このたび新設する自由が丘本町・別所ルート、渡瀬・イオンモール神戸北ルート)は150円
5.医療センター行きバス車内の再診受付機は残します
現在、直通バスに搭載している再診受付機は、当初の見直し計画(案)ではバス車内から撤去し、市民の皆様が多く集まる商業施設などへの移設を提案していました。
しかしながら、移設費用がかかることや、存続を望む意見もあったことから、当面の間は、現状のままバス車内に残します。
このため、ルートによっては、再診受付機が搭載しているバスと搭載していないバスが混在して運行することとなります。
6.北播磨総合医療センター行きバスの便数が変わります
(1) 利用実態に合わせた便数に見直します
現在の直通バスの利用実態を踏まえ、空バス(利用者数が0人であるバスの便数)の割合が極めて高い第7便と第8便を廃止し、1日6便とします。
なお、高速道路(山陽自動車道)を利用するルート(自由が丘東ルート、緑が丘・青山ルート)は、利用者数が他ルートに比べ多いことや、第7便と第8便の空バスの割合が少ないため、第8便のみを廃止し、1日7便とします。
(2) 減便後の運行間隔
現在の第7便の時間帯(行き13時台、帰り16時台)まで運行し、第4便目(行き10時台、帰り13時台)以降は運行間隔をおおむね90分に広げて運行します。
7.バス交通にかかる三木市の負担を減らします
このたびの見直し計画の実施により、平成27年度のバス交通にかかる三木市の負担額に比べ、約2000万円の減額を見込んでいます。
8.福祉バス等助成事業の「福祉バス券」は存続します
現在実施している「福祉バス等助成事業(高齢者、障がい者)」のうち、福祉バス券については、当初の見直し計画(案)では、平成30年度から廃止することとしていました。
しかしながら、存続を要望する意見が多いこと、また、これまで以上に高齢者等のバスの利用促進を図る必要があることから存続します。
三木市バス・みっきぃバス・よかたんバス 2015/10改編 NiCoPaカードを利用すると、三木市内は均一200円上限
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執筆者:osakanamanbow