浜松の実家が建て替えのために解体されるということで、帰省してきた。
実家は築45年くらいの木造平屋建て。
築10年頃に一部増築。築35年頃に水回り系中心にリフォーム。
今回、全解体して2階建てを老親が新築する。
7/6(月)に解体開始で、6日経過。半分解体の状態を見ることが出来た。
ちょうど解体屋がその日の作業を終えたときに到着。お邪魔する。
半分だけ残っているのを見ても、へー、こーなってるんだーと思うだけ。
消えゆくものへの感情とか一切ないんだな。
それにしても、パワーショベルでガリガリと景気良く解体したんだね。
そのパワーショベルはうちの西半分の基礎に乗り上げて、週末の休みを迎えるようだ。泥の上に沈み除けで、うちで使っていた畳を使用。結構新しいのに。まあいいや。
この部屋こそ、なにかの感慨があっていいような気もするが、それさえ全くない。まあ現状は弟の部屋だし、そんな認識なのかな。
本当はこのまま残してリフォームを繰り返すのも手なんだけど、維持費がものすごいそうで、今回解体して新築することになった。
まあ、あの瓦葺きをスレートに変えたりするだけでも結構かかりそうだし。
そもそもここはハザードマップで津波浸水地区(1m程度だけど)なので、平屋は怖いとか、昨今台風とかで冠水するので土地の嵩上げをしたいとか、今が年齢的にそういうことが出来る最終チャンスとか、いろいろと複合要因らしい。
どうにせよボクは帰れませんからね。両親と弟で浜松の生活を作っていただくしかないので、何も申すことはございません。
浜松で就職先が見つかるというような余程のことがない限り、帰るのは無理。