1日の摂取カロリーは、標準体重(=身長m×身長m×22)×25で計算される。
これを3食(+間食)に配分する。
食品交換表を使う。
表1(炭水化物)、表3(タンパク質)、表6(野菜)は毎食必要。
表2(果物)は必須ではない。糖分の塊。どうしても食べたい場合は1日に両手を合わせた一つ分まで。しかも夕食では禁止。
表4(乳製品)は乳糖が含まれるので注意。
表5(油)も取りすぎに注意。なお、豚バラ肉、アボガド、ナッツ(種実)は油扱い。
朝のタンパク質は重要。果物を最後に適量とってよい。
夜は適量か少なめで。果物は禁止。
当院の糖尿病食は、おかずは通常食とほとんど同じ。ただし、イモは入れていない。
減塩職も味付けは同じ。味噌汁がないだけ。
退院しても実現可能なメニューを提供している。
懐石料理的な食べ方をする。
まず野菜を食べる。食べてから最低でも5分経過してからご飯に手を付ける。
そうは言っても早く手を付けがちだから、そもそも野菜を食べてからご飯を盛ると良い。
「三角食べ」は好き嫌いをなくすための教育。その考えは頭から捨てる。
早食い防止のためには、箸を置くこと。
炭水化物は唯一のブドウ糖供給源。極端に制限すると高血糖になる。
炭水化物を制限→ブドウ糖不足→代わりにタンパク質を分解してブドウ糖を合成する→体内のタンパク質とは筋肉→筋肉量減少→血糖量減少要素減少→高血糖
筋肉を合成する唯一のスイッチは、十分な栄養(タンパク質)を取ること。そして運動する。
体育会系学生がプロテインを牛乳で飲んでから運動しているのはそういうこと。