メトホルミン
古くからある糖尿病の薬。
1.肝臓でのグリコーゲン→ブドウ糖の産生反応の抑制
2.筋肉のインスリン抵抗性の改善
3.小腸でのブドウ糖吸収の抑制
第5回臨床高血圧フォーラム
住谷哲氏(公益財団法人日本生命済生会付属日生病院 糖尿病・内分泌センター)
・メトホルミン投与時には,消化器症状(下痢など)が起こるケースが多い。
・ゆっくり増量すれば消失することも多い。
・増量時に下痢が出現したら一時的に減量し,あとで増量する。
・「1,500mg/日が常用量である」
・「増量時に下痢が出現しても3日間ほどは増量した用量で服用し,それでも下痢が続くようなら元の用量に減量する」