我が家の洗面台。入居前の内覧時からわざわざ
「この洗面台はお湯は出ません。お湯を出すためには工事(有料)が必要です」
と貼り紙があったから、それを残念に思っていた。
ただ、洗面台自体は新品なんだよね。
その洗面台、混合栓は、ワンハンドルで2ホールな LINAX LF-32S-JS。
これ多分 専用の品番で、実際は LF-B355S とかと同等(もう少し年代は古いと思うが)だと思うんだよね。こいつらは水栓は専用仕様とかのたまって、製番変更までして調達してやがる。
ある日ふと洗面台の下を覗いてみたら、通常の水が通るフレキパイプ(これは上の混合栓までつながっている)の横に、オレンジ色の管が、床からにょきっと生えているのに気付いた。
ご丁寧に止水栓が付いて、途中で止まっている。下のオレンジ色の管はグニャグニャと曲げられるし、多分お湯を通すラインだから、多分架橋ポリエチレン管。多分ここまでお湯が来てるよね。
下の止水栓と上の混合栓をフレキパイプか何かで繋げてあげたら、見事、混合栓からお湯が出るんじゃないの?
ここまで工事してて、このオレンジ色の管と給湯器がつながってないなんて無駄なことはしないでしょ。と楽観。
そうでなければ、有料の工事とやらが途轍もなく壮大な工事になってしまう。ちょちょいのちょいで出来る工事のはずなんだ。
そうは思っていたけれど、引っ越し後の片づけが全然はかどらなくて、伸ばし伸ばしになっていた。
先日、三田ニュータウンを徘徊した時にたまたま見かけて寄ったコーナンで、たまたまフレキパイプを調達できた。
水道用フレキパイプ 呼び径13mm 長さ40cm(リビラックRF40)。378円+税。
カインズでは違う製品が、もっと高くて税込498円。しかも品切れしていた。
モノタロウだと249円+税。
https://www.monotaro.com/p/3456/7811/
げー安い。まーいーか。業者さんの大量調達だと結構ダメージだけど、故人だったらもーどーでもいーレベル。
ということで、準備作業開始。
まずは洗面台の下に手を突っ込んでネジを緩めようと思ったが、これが全然緩まない。モンキーレンチを突っ込んでみたけれどうまくいかない。狭いエリアにあるしね。
仕方ないので、SANEIのナット締付工具R354(対辺約23mm・24mm)をamazonで買った。
1624円ならまーいーか。業者を呼ぶよりは安いし、汎用品ではないが、13mmのフレキ管の締めネジは対辺23mmだから、おそらく使う機会はある。
で、モノが到着してから、あれをこれでこーしたら、こーなった。
かんせー。フレキ管40cmは長すぎた。30cmでもいけたかな。
まあ、管が長いのはどーとでも調節可能だが、短いのは伸ばしようがないので、これはこれでいいとしよう。
作業時間は30分。フレキパイプを捻じ曲げるのに一番時間がかかった。
業者を呼ぶと最低でも、出張料8,000円+技術料30分1,500円+材料費500円で、まあ1万円は請求されるだろうな。
DIYなら材料費だけ。工具代入れても2,000円。
実は2か所施工したので、余計にDIYのし甲斐がある。
お湯もちゃんと出たので、これで冬を乗り切れそうだ。
朝、妻が洗面台で顔を洗うのにお湯が出るのを喜んでいるのが一番のご褒美。
台所のシンクで顔を洗わないとダメかな、まあそれは許容範囲かな、とか無理に自分を納得させていた事項だったので、こんな簡単なことでお湯が出て懸念が解消して良かった良かった。