勤続10周年のご褒美で、黒部ダムに行ってきた。
その際に「立山黒部アルペンきっぷ」を利用した。これが安いんだわ。
単純計算すると、
新神戸→名古屋→信濃大町が
自由席利用で11,760円(乗車券7,340円+東海道新幹線自由席3,340円+特急しなの自由席1,080円)
指定席利用で12,860円(乗車券7,340円+東海道新幹線指定席4,180円+特急しなの指定席1,340円)
三ノ宮→金沢→糸魚川→信濃大町が
自由席利用で11,990円(乗車券8,210円+特急サンダーバード自由席1,190円+北陸新幹線自由席2,590円)
指定席利用で12,770円(乗車券8,210円+特急サンダーバード指定席1,450円+北陸新幹線指定席3,110円)
ところで、立山黒部アルペンきっぷは、
神戸市内→大阪→金沢→富山→立山→アルペンルート内フリー→信濃大町→糸魚川→金沢→神戸市内
で24,980円ですから、片道換算で12,490円。
しかも、大阪→金沢、金沢→大阪のサンダーバードは指定席利用。その他は自由席利用。
この時点で既に往復分よりも安い。
さらに、アルペンルート内(富山←→立山←→室堂←→扇沢←→信濃大町)は乗り降りし放題。もちろん行ったり来たりも自由。
実はアルペンルート内の交通は非常に高いので、このアルペンルート内フリーはとてもお得である。
平日割WEBきっぷでも、
富山側発
立山→扇沢(片道)\7,480、立山←→黒部湖(往復)\9,730、立山←→大観峰(往復)\6,810
長野側発
扇沢→立山(片道)\7,480、扇沢←→室堂(往復)\8,290、扇沢←→大観峰(往復)\5,370
さらにこれに信濃大町~扇沢(路線バス)と、立山~富山(富山地方鉄道)がプラスされる。
アルペンルート内フリーはとてもお得である。
注意点としては、立山黒部アルペンきっぷだけではアルペンルート内を動けない。
最初の駅(立山ケーブルカー立山駅 or 関電トンネルトロリーバス扇沢駅)で、フリー切符(立山←→扇沢 フリー、5日間有効)の発行を受けないといけない。
アルペンルート内ではそのフリー切符を改札で渡して、バーコードスキャンを受けて通ることになる。
ちなみに、会社の旅費は、新神戸→名古屋→信濃大町の自由席往復で23,520円出た。
会社旅費で考える自己負担額が1,460円。信濃大町~扇沢の路線バスが片道680円なので、ここだけでほぼペイされてしまう。
つまり、信濃大町から扇沢までのバスに往復で乗る分を自己負担しただけで、あとはアルペンルート内は無料で乗ったことになる。
普通に会社から出た分だけでおとなしく旅行している他の社員には教えたくない情報であった。
(実は既に教え済みであるが、実行する人が少ない)